Sigmaの1日

Sigmaのある日の出来事をつらつらと

出会いと別れ『人間関係の問題はすべて自分が蒔いた種』らしい

しばらく滞在させてもらっていたアメリカの友人の家族の家を後にした。

 

以前投稿したブログでその友人と喧嘩したと説明したが、それからもしばらく理不尽をされては

 

「泊めてもらっているから仕方ない、」

 

と我慢して、思ってもない謝罪をして、その場しのぎで関係を持たせていた。

 

しかし、これが1週間に一度のペースで繰り返されるのだから辛かった。時期にメンタルがおかしくなりつつあるのが自分でもわかったので、とりあえずしばらくは部屋にこもっていた。

 

 

背景

彼とは、私が高校生の時に交換留学で一年間アメリカに滞在していた時に、現地の高校で知り合った。

 

当時は英語は少し聞き取れるが、話すことはそんなにできないというレベルで、それでも日本文化に関心を持ってくれるこの友人とすぐに仲良くなった。

 

何か誘われれば、内容がよくわからなくとも「OK」と快諾し、いろんな経験をした。

 

「日本人だったらアニメとか漫画とかめっちゃ知ってるよね?おすすめは?」

 

これまで、そういった類のものには縁がなかった私からしたら、知ってるものといえばドラえもんサザエさんくらいだった。

 

ゲームとかは何が好きと聞かれても、ゲーム機を買ってもらったことがない私にとって、もはや未知の領域についての質問だった。

 

でも唯一の仲の良い友達だったから、本当は外で遊ぶのが好きな私だったが、アニメを見ようといわれれば一緒に見たし、ゲームをしようと言われればゲームプロVS素人で喜んでサンドミットになった。

 

これがおそらく6年前とかの話で、そこから特に学習などしていた覚えはないのだが、日本に帰って大学に通い、やったことといえばネットフリックを見たことぐらいだったろうか?

 

今回のアメリカ旅行は4年ぶりだった。それまで話すトレーニングなどもしていなかったので若干不安だったが、行ってみれば何とかなるという精神で行ってみたが、

 

なぜか昔よりもはるかに英語が喋れるようになっていた。

 

聞き取れるし、言いたいこともほとんど表現できるようになっていた。

 

だから、これまでは言われたことにすべてOK、YESと答える私だったが、今回の旅行は初めて、嫌なことはNOといったし、おかしいと思ったこと不合理なことには迷わず反論した。

 

 

その結果、友達と仲が悪くなった。

 

まあそもそも、もともと相性がそんなに良くなかったのだろう。でも現地で日本語から完全に離れた生活をすると心に決めていた私からすれば、日本文化に知識がある彼との過ごす時間は、仮に理不尽があっても居心地は幾分かよかったのだろう。

 

別に彼が悪いわけでもない。これまではそれをOKと言っていた私が悪い。でもその理不尽がわかるようになり、反論できるようになった今、話し合って解決できていたらより一層仲が深まるきっかけにはなっていただろう。

 

しかし、彼は自分に思い通りにならないと、怒ってその場をすぐに離れ話し合いの機会を放棄する。そして数日たってから私の部屋に来て、何もなかったかのようにゲームしようとか、アニメ見ようとか誘ってくる。

 

彼がしたいこと→私がNOという→腹を立てる→話し合い拒絶→再度要求

 

これの繰り返しだった。別に終始怒ってるのは彼なので、私としては話し合って解決するまで特にできることはない。

 

でもそれ以上に、ご飯を作ってと言われ作っては、感謝もなしにまず批評。これが続いて、

 

「料理が好きだから、作るのはいいし、文句も言ってくれていいのだけど、ありがとうと感謝の言葉だけ初めに言ってくれない?」

 

といえば、

 

「別にご飯作るぐらい、なんてことないじゃん。そんなことに感謝したことなんてない。けち臭い。」

 

と言われてしまった。

 

確かに彼は、彼の母が作ったご飯が気に食わなかったら、食べたくないからといって別のものを作ってもらったりしていた。

 

 

別にいいと思う。全然。人それぞれだし。

 

でも私は、

 

「親しき中にも礼儀あり」

 

が大切だと思うし、どんなに仲が良くても感謝と尊敬の念は忘れず持つようにしている。

 

だから、彼のDisrespectが何度も私に刺さり、次第に彼に対しての敬意も薄れていくのが分かった。

 

こういうことがあって、結局彼の家を後にした。次にどこに行くか、特に決めてはいなかったけどそのToxicな場所からとりあえず抜け出したかった。

 

【参考】

人間関係の問題は全て自分が蒔いたタネが原因で相手には問題はない

 

人間関係はルール提示次第

 

初期の段階で「何でも、はいはい。いいよ。いいよ」と言ってしまうと

 

相手は

 

この人には何を言ってもいい

 

と言うルールができあがってしまう

 

その後に面倒な事やイヤな事でも相手にお願いをすればやってくれるだろう

 

と相手をそんな風に考えさせるように育ててしまってから

 

「あ~あの人が苦手」と言い初めても遅い

 

 

それだけ押しが強くて察する力がそこまで強くない相手に

 

突然ことわると

 

「あ~裏切られた」と

 

 

「散々我慢してきたのに」と思うかも知れないが

 

そもそもの飲み込むルールを作ったの自分なので

 

問題は自分にある

ameblo.jp

 

 

この通りだ。でも今気づけた。やっと。だからさようなら。